ぞっとする怖い話!本当にあった心霊体験談!被災地での恐怖体験




ぞっとする怖い話!本当にあった心霊体験談のコーナーです。

日本の3.11といえば、東日本大震災がおこった平成史上、最悪の日と言っても過言ではないかもしれませんよね。

今回は、そんな被災地でおこった心霊体験談についてご紹介します。

 

震災の話ではありませんが、フラッシュバックなどトラウマがある人はすぐに戻ってくださいね。

 

それでは、どうぞ。

 

被災地での恐怖体験

これは、僕が体験した心霊体験談です。

 

僕は、あの日、3月11日に某該当区域に実家があり、まさにあの瞬間、あのときをあの場所で過ごしていました。

普段は、仕事で県外に住んでいた僕。

 

あの日はちょうど親戚の法事があり、実家に帰省していたのです。

まさかそのタイミングで大きな地震がくるとは思ってもみなかったのでとても驚きましたけどね。

 

しかし、僕は地震よりも怖い体験を人生であの日、あの時間に体験してしまったのです。

 

僕はあの大きな地震がきたとき、実家ではなく近所の古い古民家に住んでいる昔の友達・(仮)サトルの家にお邪魔していました。

サトルは、僕と同じく年齢は24歳で、同じく偶然にも実家に帰省していたとのこと。

 

サトルの家に遊びに行ったのは初めてで、本当はファリレスにでも行こうとラインをしていたのですが、僕の家の法事の時間が中途半端な時間に開始になるため、のんびりするなら家のほうがいいということになったのです。

 

地震がくるまで、最近の近況報告をお互いにしあって、サトルに彼女がいるというちょっと甘いエピソードになったとき、あの余震がやってきて、いきなり大きな地震へと変わったのです。

 

「おい、やばいよな?

「これはけっこうやばい・・とりあえず外にでよう」

 

サトルは僕より先に玄関へ向かいます。

僕もあとに続いたのですが、とにかく揺れがすごすぎてろくに歩けないレベル。

 

「おい・・どうする・・ほんとにこれ大変だぞ!!」

 

かなり緊迫感のある空気の中、心臓の鳴り響く音とともに僕は必死に両足を踏ん張りました。

 

そんなとき、ふとサトルの家の奥の和室の襖から、人影のようなものが見えます。

やばい、他にも家族がいたのか?

 

「サトル!家族の人、大丈夫か!?」

サトルも必死になって両足を踏ん張りながら前へ進んでいるのですが、僕は気になって大きな声でそう語りかけました。

 

「家族?出かけてるよ!いいから、早く出よう」

 

じゃああれは一体だれなんだ?

僕はもう一度振り返ると、今度は手招きをしています。

はっきりとした、しわしわの手で、確かにこっちを見ている老婆がいるのです。

 

サトルに続いてようやく玄関にたどり着き、勢いよく外へ出たのですが、外のほうには、動き出せずにいたたくさんの車が渋滞のように並んでいて、僕たちはとにかく人がたくさん逃げていくほうへついていくことに。

 

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後編

 

「なんだか・・大変なことになったな」

サトルと僕は、とりあえず人の中を歩きます。

頭の中は、実家に残したままの法事の準備をしている家族のことでいっぱいです。

 

「そういえば、お前、さっきなんて言ってたんだ?」

サトルにふと聞かれて、はっと思い出します。

 

「そうだ。お前んちに、おばあちゃんがいた!!そうだよ、まずいよ、どうする?戻るか?!」

 

もしも家が壊れてしまったら、生き埋めになってしまう!と僕は急に怖くなった。

しかしサトルは疲れたように息を吐き抱いてこう言うのだ。

 

「だから・・俺んち誰もいないって。父ちゃん職場だし」

サトルは父子家庭だ。じゃあ、あのときいた老婆は?

 

「お前も、見ちゃったんだな」

「・・・見たって?」

「70くらいの白髪の老婆だろ?紫の着物着てなかったか?」

 

サトルの言葉に記憶を呼び起こすと、確かにそんな身なりをしていたのを思い出す。

僕の表情をみて、サトルは再び前を向き歩きながらこう言った。

 

「俺もときどき家で見るんだよ。あのおばあちゃんの幽霊。こっちへおいでってよく手招きしてくるんだ。でも絶対にそっちへは行かないって俺は決めてるからいつも無視すんだけど、いつも笑ってて気味悪いんだよな」

 

サトルにそう言われて、僕はこの大きな地震と未だ続く余震の揺れに戸惑いながらも、あのときの老婆の表情が頭から離れなかった。

 

サトルの家は、残念ながら震災により一部が破壊されてしまった。

そして、その一部というのはあの老婆がいた辺りの部屋なのだ。

 

未だに僕は頭から焼き付いて離れない。あのときの老婆の幽霊は、確かに僕を恨めしいと言わんばかりの表情で、逃さないと捕まえるような勢いで手を伸ばしていたのだから。

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2019年3月11日